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プロジェクトワイルド『グローイングアップ・ワイルド』エデュケーター講習会を開催しました!【前編】

公園ブログ

2020年07月06日

季節は梅雨真っ盛り。園内では、恵みの雨を浴びた植物たちがぐんぐん育ち、いたるところでカエルの鳴き声が聞こえます。
ひとたび中に入れば、そこらかしこで『自然』を感じられる公園。皆さんの身の回りにある小さな公園でも、よく見ると、いろんな自然が見つけられるはずです。
つまり、公園は身近にある、自然環境学習にうってつけの場所なのです。

特に、博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形に位置する海の中道海浜公園は、特異な環境の下、多種多様な動植物が息づいています。
そんな自然環境を活かし、7月5日(日)にプロジェクトワイルド『グローイングアップ・ワイルド』のエデュケーター(一般指導者)資格取得講習会を開催しました。

プロジェクト・ワイルドとは、アメリカで開発された「自然や環境のために行動できる人」を育てる環境教育プログラムで、
学校や野外活動において、生きものを通じて環境を学ぶことが出来ます。
なかでも、『グローイングアップワイルド』は、幼稚園や保育園に通う幼児~小学校低学年向けのプログラムで、
子どもたち同士で楽しく遊びながら、自然について考え、学ぶ力を養うことを目的としています。

プロジェクトワイルドの詳細についてはこちら

今回の講習会は、グローイングアップワイルドのプログラムを子どもたちに教えることができるエデュケーター(一般指導者)の養成講座です。
参加者は、自然環境指導や児童教育にて普段お仕事をされている方や動物園、水族館の飼育員などなど。
幅広い職種の方々にご参加いただき、意見交換できるのも、この講習会の魅力です。

当日は梅雨の晴れ間となったので、芝生の上での自己紹介からスタート!
今回の講師の「あかたまん」、「なみへい」、「ぶうちゃん」をはじめ、それぞれの参加者が名前やワイルドネーム(簡単に言うとあだ名)、好きな動物をみんなに紹介しました。
ちなみに、講師陣の不思議な名前もワイルドネームで、普段プログラムを行う際も子どもたちに親しみやすいネームで活動しています。

一つ目のプログラムは、野生動物と飼いならされた動物(ペットなど)の違いについて、遊びながら学べる『野生ってな~に?』!

まずは「生き物インディアンポーカー」で遊びながら、様々な生き物の特徴を学びます。
生き物インディアンポーカーは、お互いが自分のカードの生き物が分からない状態で、足の本数や寿命などを競う合うゲームで、子どもはもちろん、大人でも十分に楽しむことが出来ます。
今回、公園の動物の森やマリンワールドの生きものをメインにオリジナル版を作成しました。
会ったばかりの人でも一緒に盛り上がることができ、アイスブレイクとしても活用できるのでオススメです♪

ここからが「野生ってな~に?」の本題。自分が手に入れたカードの生き物が野生なのか、野生ではないかを判別していきます。

例えば、犬はペットだから野生ではないと思いがちですが、捨てられてしまった野犬はどうでしょうか?
公園内の動物の森で出会えるオグロプレーリードッグも、もともとは北アメリカなどの草原地帯やサバンナに生息しています。
実際に、野生の線引きはとても曖昧で、答えはありません。
プロジェクトワイルドでは、「答え」ではなく、みんなで自然について「考える」ことを大切にしています。
皆さんも普段目にする生き物をいつもと違った目線で見てみてください。新しい発見があるかもしれませんよ♪

2つ目は『お~ディア!』。シカを題材とした、生き物の生息地にまつわるプログラムです。

シカ役となった参加者が、シカが生きるために必要な4要素(食べ物、水、隠れ家、生活空間)役を捕まえるゲームを通じて、
生息地の重要性や個体数の変動について考え、学ぶことが出来ます。

このプログラムも参加者の皆さんに大好評!
シカ役は生き残りをかけて、4要素役に向かって、子どものように走っていました。(笑)
筆者もゲームに参加してみましたが、話を聞くだけよりも、実際に体を動かしながら考えるほうが生息地の重要性を実感できました。

3つ目は『水に関わるジェスチャーゲーム』!
袋の中に入れたお題(どのような場面で水を利用しているか)を引き、そのお題のジェスチャーをグループで当て合います。
ちなみにこのジェスチャー、皆さん分かりますか?

答えは、「波に乗る」でした!飲んだり、手を洗ったりする以外でも、あそびや趣味にも水が必要なんですね。
同じく、カエルも体を保湿したり、水の中で産卵したりと、生きる上で水の存在は欠かせません。
プログラムを通じて、地球上にはたくさんの水がある一方で人間がたくさん水を使っていること、生き物にとっての水の重要性に改めて気づかされます。
人間のためにも、生き物のためにも日頃の節水は大切ですね。

思いのほか長くなってしまったので、今回はここまで!
次回は講習会の後編をお伝えします。お楽しみに♪(^^)

後編へ続く!https://uminaka-park.jp/news/1041.html

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