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『みらいの森体験塾~草木染め体験~』開催しました!

公園ブログ

2020年11月02日

皆さんこんにちは!公園ボランティア担当スタッフのAです(^^)/

当公園では、東側エリアに位置する「環境共生の森」をメインフィールドとして、環境学習をテーマとしたイベント『みらいの森体験塾』を定期的に開催しております。
今回は園内で採れる様々な素材を活用して、染物体験を開催しました。

まずは、材料の紹介です。
今回の体験では、羊毛を使用しました。綿や麻などの植物性繊維と比べ、染まりやすいのが特徴です。
実はこの羊毛、園内の「動物の森」にいるヒツジさんから頂いたものです。毎年5月、ヒツジが夏に熱くなりすぎないように、動物の森スタッフが毛を刈っています。

 

動物の森のヒツジさんは元気なので、刈った毛にはフンやエサ、泥が付いています。このままでは染物に使えないので、洗剤やお湯で洗ってきれいにします

 

まだ残っている汚れを指でつまみ洗いします。(60度のお湯を使うので、結構熱かったです笑)

しっかり乾かしたら、ブラシでとかしてふわふわの状態にします。(カーディングという作業です)
ちなみに、これを紡ぐと毛糸になります。

 

これで、イベント用の羊毛が完成です!
皆さんが着ているウールのニットなども、機械化されているとはいえ、これだけの手間をかけて毛糸を作っています。皆さん大事に着てあげましょう。

お次は染めるために使用した植物を紹介します。

◎セイタカアワダチソウ
この時期に黄色い花を咲かせるのっぽな植物です。南アメリカ原産で、明治時代に観賞用の植物として日本にやってきました。
繁殖力が非常に旺盛で、いろいろな場所で育ちます。(案外、花はかわいいです)

今回は、花と葉っぱに分けて、染色液を作ってみました。
【セイタカアワダチソウの花】淡い黄色系です。

【セイタカアワダチソウの葉っぱ】こちらも淡い黄色です。

◎クヌギ
クヌギのドングリのぼうし(殻斗)を煮て、染色液を作ってみました。色は大人なブラウン系です。

◎クチナシ
みらいの森でも梅雨時に白い花を咲かせるクチナシですが、実は黄色の染料として利用できます。お正月におなじみの栗きんとんもコレで染められていることが多いです。

◎タデアイ
こちらは事前に染めた羊毛を用意しました。キレイなブルーに染まっています。
今年からのチャレンジで、環境共生の森の畑でタデアイを育てており、その葉を使って染めてみました。

それではイベント開始!
まずは先ほどご紹介した羊毛を使って、フェルトボール作りにチャレンジ!ふわふわの羊毛に石鹸水をかけて、ころころ丸めていきます。
最初のうちはすぐに形が崩れてしまいますが、次第に羊毛が絡まり、しっかりまとまってきました♪

丸め終えたら、好きな色の染色液の中にフェルトボールを入れて、液に15分間つけます。

15分後に取り出してみると・・・、ちゃんと染まっていました!
クチナシの黄色がしっかり染まっていますね。タデアイで染めた青い羊毛は緑色に変わりました♪

こちらも様々なカラーに染めることが出来ました!下の写真の奥の3つは左からクヌギの殻斗、無染色、クチナシ、手前はタデアイ、無染色、タデアイ+クチナシのカラーリングです。

セイタカアワダチソウは色が薄すぎたので、来年はミョウバンなどで先媒染しておこうかな…。
 

最後に染めたフェルトボールを組み合わせて、3色ダンゴ形や花形のストラップを作っていただきました。
ちょっと難しかったですかね?来年はもう少し簡単に何か作れるように考えたいと思います!

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました♪
オリジナルストラップ、草木染なので紫外線でいずれ色あせると思いますが、そのときはまた染め直して末永く使ってあげてください♪
おうちで染める場合の、おすすめはたまねぎの茶色い皮です。やってみてくださいね!

最後に、今後の『みらいの森体験塾』の開催予定のお知らせです!
参加者募集中ですので、ご興味ある方は下記リンクをご覧ください。

みらいの森体験塾~森のリースをつくろう~ 11月15日(日)

「環境共生の森」のツル植物で作ったリースに、松ぼっくりなどの木の実を飾りつけよう!

◎みらいの森体験塾~冬の収穫祭~ 11月29日(日)

環境共生の森(みらいの森)で育ったジャガイモやダイコンなど、冬の味覚を収穫しよう!タマネギなどの植え付け体験も併せて開催します。

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