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ボランティアブログ
2021年01月18日
登録ボランティア「うみなかフレンズ」の1グループである野鳥ボランティアさんは毎月1回野鳥調査に来てくれます。
毎年1月は年に一度のガンカモ調査の月でいつもよりちょっと忙しいです。
普段見る博多湾側と、園内のカモ池に加え、シオヤ岬の玄界灘側と園内メインエリアの野鳥の池の4箇所を調査します。
スタッフも勉強を兼ねて参加させていただきました!
まずはいつもどおり、博多湾側から。この日はあたたかく、カモたちものんびり博多湾でお食事していました。
水面にはスズガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、桟橋にマガモ、杭の上にはカワウが羽を広げて日光浴していました。
近くの松にはメジロの群れや、芝生をツグミやハクセキレイが歩いておりました。センダンの実がおいしくなったのでしょうか?ヒヨドリもいっぱいいました。ちなみにセンダンの実は毒があるといわれ、間違って食べてしまったワンちゃんがおなかを壊すというニュースも過去にありました。ご注意くださいね
園内に移動し、外海玄界灘を観察。
博多湾にあまりいないタイプの鳥たちがいます。ウミウにクロガモ、オオエリハム・・・今日は波が穏やかでした。
ふだんは干潟にいるツクシガモも飛んできていました。
赤いくちばしに、白地に茶色と緑のカラーリングがカッコいいツクシガモは普段は和白干潟などで見られます
園内の野鳥の池周辺はうっと匂いがします・・・匂いの犯人はカワウ。カワウのフンで木も真っ白です。
野鳥の池は二箇所の観察窓から鳥たちを見ることができます。
観察窓からこっそりのぞいてもそっと離れていくカモたち。察知能力がスゴイ!
野鳥の池にはパンダガモでおなじみ?のミコアイサがいました。目元が黒くて、白と黒の体がわかりやすいです。
ラストはカモ池。その名のとおり、カモがたくさんやってきます。何千羽ものカモのカウントは大変!
スタッフも双眼鏡で見て、わかる鳥だけ数えさせてもらいました。アオサギとカワウとカルガモ、オオバンぐらいですが。
野鳥ボランティアさんから、「野鳥、覚えてきましたね」と言っていただけたのがとても嬉しかったです♪
野鳥ボランティアは和白干潟を守る会が主体で活動していただいています。
活動日が決まるのが直前だったりしますが、主に平日、臨機にご参加できる方は、お問い合わせください♪
公園スタッフが野鳥ボランティアさんと間を取り持ちます!
★お問い合わせ先:管理センター市民交流係 092-603-1111
また、別件で、環境共生の森のサポート・ボランティアさんたちとカモの観察イベントも開催予定です。
興味のあるかたはご参加お待ちしています。