手乗り奮闘記(第10章)
- 2020.04.30 更新
- 動物の森
昨今、ろくに外にも出れない日が続いてますね
日々のニュースを見ていても、あまり明るいニュースってのは無いもので、気が滅入りそうになります
でも、そんな一方で動物の森では朗報があります
前回の『手乗り奮闘記』から紹介していますが、現在インコたちは恋の季節を迎えています
そう繁殖期です
あれから順調にペア同士で卵を産んでくれました
この時期になると
メスは一日中卵を温め続け、オスは巣の外で見張りをしながら、エサを蓄え
卵を温めているメスに口移しにエサを運びます
『親』という字は『木の上に立って見る』と書きますが、
四六時中、止まり木から我が子を見守るその姿たるや、まさに親そのものだなぁと感動します
しかし、
そうやって大事に大事に温めている卵でも、中には無精卵と有精卵があります
もちろん無精卵からは雛は孵りません
なので数日後に卵を検卵(光を当てて中の様子を確認)します
無精卵の場合はこのように黄身だけが見えるだけですが、
有精卵の場合はこのようにうっすらですが、血管が伸びて心臓が動いているのがわかります
これが雛になる第一歩となるわけです
ここから更に1週間ほど経つと、
より血管が太く卵全体に伸びて、胚(雛となる本体)もくっきりと確認できます
この調子でいけば、新たな生命が産まれる日もそう遠くないはず、、、
まだ開園には時間がかかりそうですが、
いち早くこの事態が終息して、またみなさんに元気な動物たちをお見せできること願っています
もう少しの辛抱です!がんばりましょうね
、、、to be continued