敬老の日② ~フサオマキザル編 ~
- 2021.09.21 更新
- 動物の森
皆様、お待たせ?しました。
昨日のブログに引き続く続編となるブログです。
昨日のブログでは、
現在飼育している最年長の動物であるロバのローザをお祝いする様子をお伝えしたのですが、
昨日も載せたこちらの写真を見て何か不思議に思った方はいらっしゃるでしょうか?
実は最年長動物はロバのローザだけではなく、フサオマキザルのムウもローザと同い年の31歳だったんです!
※ムツアシガメの年齢は推定ですので、生年月日が明確なローザとムウの方にスポットを当てています。
ただ正確に言うとローザが1990年6月5日に生まれ、ムウが1990年8月23日に生まれていますので
インスタライブ中でのお祝いは約2ヵ月半早いローザのお祝いとなったんです。
しかし今回はせっかくですのでフサオマキザル担当者が一人でおこなった、
同じ31歳であるムウへプレゼントでお祝いする様子をブログにてお届けしたいと思います♪
まずは雑食性であるフサオマキザルが大好きなミルワームをプレゼントする事にしました!
※木くずの中にミルワームが潜んでいます。
今後も健康でいれますように、
そしてたくさん食べてもらいたいという意味も込めてこの容器ごとプレゼントしようと試みたのですが、
群れで飼育しているフサオマキザルの中でムウだけにミルワームを与えようとすることはとても難しく、
さらに群れの中で立場の弱いムウは周りを気にして写真のように一番のチャンスも手にすることができませんでした。
※この後の撮影はできていませんが、周りをキョロキョロとし見事にスルーされてしまいました・・・
そこで次なる作戦として、
普段は小さく切って与えているバナナを丸ごと1本プレゼントする事にしました!
こちらの作戦は他のサルの目を盗んでひそかにムウに近づき、
そして写真のように無事にプレゼントを渡すことができました♪
しかも写真もキレイに撮ることができ、個人的にも大満足な結果となりました♪
そして、渡した以降の様子がこちらです。
近づいてきた他のサルに実の部分だけは取られないように小さな攻防戦が繰り広げられていました。
隣のサル(右)はバナナの皮だけを手にし、なんだか悔しそうな表情・・・。
今回は我慢してもらうしかないですね(笑)
最後に、私から見た『ムウの今昔物語』で今回のブログを締めさせていただきたいと思います。
こちらが今のムウです。
そしてこちらが、私の入社当時(約15年前)のムウです。
頭の房毛も今と比べるとそんなに目立っていない様子が年月を感じます。
そして撮影当時は10月ということもあり、秋らしく物思いに更けた良い表情をしていますね(笑)