飼育員の憂鬱 第6話『ケガ』
- 2026.01.16 更新
- 動物の森
飼育員になって知る動物の怖さってのがあります
それは動物によるケガです
私はこれまで動物と接する中でいろんなケガをしてきました
なんてったって色んな種類の動物をお世話しますから
そりゃー中には痛い思い出もあるわけで
まぁ動物の森にライオンやトラといった猛獣は飼っていないので致命傷になるようなケガはないですが
意外と怖いイメージがない動物も案外すごい武器を持ってたりするんです
例えば、ウサギ
こんな可愛い動物でも
意外と爪はこんなに鋭いんです
知ってました?
それにウサギは捕食者から逃げるために脚力も強いので、
爪切りの時なんかに、こんなんで蹴られたら地味に痛いんだなこれが
そんなケガして痛かった動物を
個人的な感想で、ベスト3まで紹介します
まず第3位 『カンガルー』
たぶんまっさきにみなさんがイメージするのはボクシングじゃないですかね?
でも違うんです
彼らのホントの武器は脚
敵を腕でホールドして逃げ道を塞いだ後
太い尻尾で立って、両脚でドーン!
高身長の私はちょうどその蹴りの高さがあの高さ、、、こうかばつぐんです
第2位 『リスザル』
こんなちっこくて可愛い動物がって思うでしょ?
ノンノンノン
歯を見て!この歯を!
サルですが、犬歯がこんなに長いの
毎年リスザルの個体識別で全頭捕獲しなきゃいけないんですが、
油断して少しでも隙を見せると全力で咬んできます
ちなみに私は親指の爪を貫通して咬み砕かれたことがあります
担当動物ですがちょっと苦手意識のある動物です(笑)
そして栄えある第1位は 『ラマ』
普段はのほほーんとした顔をしてますが
彼らの怖さは『負けず嫌い』なところ
特にオスの負けん気の強さは他の動物に類を見ないところがあります
とにかく一度キレるとしつこい
彼らの戦法はまず胃液を含んだ臭いツバで遠距離攻撃
それでも立ち向かってくる相手には
とっしん!のしかかり!かみつく!
攻撃のバラエティーが豊富なんです
(ちなみにラマは機嫌が悪い時、決まって耳を後ろに倒します)
まぁ、それをうまくかわしながら制御するんですが
絶対負けを認めず何度だって立ち向かってきます
これを朝からまともに相手して、日が暮れたことがあるぐらいです
ケガではないですが一番相手をしてて疲弊する動物です
いやー こうして思い返すと
普段何気なく可愛がって接している動物たちでも、動物が本気(マジ)になった瞬間ってのは本能的に怖いと感じますね
でもそれに伴って負ったケガってーのは
動物のパワーを身をもって学べた証や発見でもあるから、個人的にはちょっと嬉しかったりもして不思議な気持ちになります
これわかる人います?(笑)
まぁいずれにしても
安全にその動物のすべてを知ることができたらそれが1番ですよね
