夏の昆虫といえば
- 2023.08.18 更新
- 動物の森
動物の森では、動物だけではなく夏限定でとある昆虫を見ることができるんです。
それが昆虫の王様的存在の「カブトムシ」です!
子供はもちろん、大人までもが熱中して見入ってしまうほどのかっこよさがありますよね。
動物の森では夏季限定イベントとしてカブトムシを観察して触れ合える「カブトムシハウス」を7月15日~7月30日まで開催しておりました。(今年は終了しています)
カブトムシハウスにはなんと、約100匹のカブトムシがいました。
それほど多くのカブトムシがいても「ほかの虫もいないの?」と言われそうですが、
もちろんあの昆虫もいます。
そう、「ノコギリクワガタ」です!
ノコギリクワガタは20匹ほどハウス内にいましたが、ほとんどが木の下や土の中に潜ってしまい、なかなか見ることができないレアな存在となっていました。
ですが、お客様が見つけた時はすごく場が盛り上がるので、ハウス内の隠れた主役となっていました。
また、お客様から「カブトムシのメスはいないんですか?」と聞かれることがありました。
カブトムシのメスはとある理由でハウスには入れていませんでした。
それは、オスとメスで交尾をしてしまうと多くのエネルギーを使ってしまい、
オスが長生きできにくくなってしまうからです。
ハウス内で展示しているカブトムシには、できるだけ長く生きてほしいのでオスとメスを一緒にしていませんでした。
ですが、別の部屋では来年の夏を見据えて繁殖をおこなっていました。
ひとつのケースの中に20~30匹ほどのオスとメスを一緒にしておくと、土の中に卵を産んでいます。
これがカブトムシの卵です。
とっても小さいわけではないので、土を掘っていると意外と見つけることができます。
2週間ほど経つと孵化し、幼虫になります。
この幼虫たちが大きくなり、来年の5月~6月頃にサナギになります。
そして7月に成虫となり、また皆様と会えるようになっています。
今年のイベントは終了いたしましたが、
来年の夏はぜひ、動物の森のカブトムシハウスへお越しください!