森の草刈りと巣とお花
- 2020.05.11 更新
- ボランティア
*休園中のうみなか*
環境共生の森(愛称:みらいの森)の森づくりは、ふだん登録ボランティアさんと一緒に行なっているのですが、現在休園中のためボランティア活動も中止しています。
そのため、少しずつですが現在スタッフで作業を行なっております。
今回も、森の草刈りを行いました。苗木が大きく育つように、鎌を使って草を刈ります。
すでに草も苗木の高さより大きくなってきております。
前回、草刈り中に、植樹した木に鳥の巣を発見したのですが、今回もこんな巣を発見!
草の中につくられた丸い巣。草を編んでできていて、小さい穴が一つ。きっとカヤネズミの巣でしょう。
参考までに、昨年秋に園内の畑で出会ったカヤネズミの写真も載せますね。
巣は空っぽのようでしたが、見つけた巣の周辺は草を残しておきました。
いろんな生き物が暮らすには、森だけでなく草地や茂みなどの様々な環境が必要だと改めて思いました。
さて、今回も環境共生の森のお花の写真をお届けします。
植樹したカマツカのお花です。大きく育った木はなぜか咲いてなかったのですが、2018年に植えた苗木に咲いていました。
発見が遅く、すでにピークが過ぎてしまったようですね。
こちらはネズミモチのお花。咲きはじめです。園内には大きい木もあり、お花ももっとたくさん咲きます
(写真に変な影が入っていてすみません・・・)
少し地味ですが、スダジイのお花。みらいの森のメインの木です。ドングリがなる木です。
「緑臭い」と勝手に呼んでいますが、独特の匂いがします。
アップで見ると、意外とキレイ?
最後は、植栽されたものではなく、茂みに咲いていたノイバラです。
日本の野生のバラです。棘があって、近寄るのは危険ですが、とても良い香りがします。
スダジイ、ノイバラは、わりとよく見る植物なので、街中をお散歩中にも出会えるかもしれません。