飼育員の憂鬱 第3話『トラップ』
- 2025.04.01 更新
- 動物の森
今年も桜が咲いてきた~
いやぁ、毎年出勤時に見てはいるものの
桜が咲いてくると、なぜかこう心がパァ〜っと明るく穏やかな気持ちになります
やっぱり桜こそ日本を代表する春の訪れ
まぁそんな中、 私は絶賛花粉症に悩まされております
目で心癒され、鼻はじゅるじゅる地獄という...
春の訪れを花と鼻で感じてます
なんて飴と鞭の激しい季節なんだと個人的には思ってる訳なんですが
その鞭に追い討ちをかけるかのように地味に嫌なことがもうひとつ
それは蜘蛛の巣です
だいぶ気候も暖かくなって、蜘蛛も活発になってくるんでしょうね
作業してるとしょっちゅう顔面に蜘蛛の巣を喰らってしまいます
名付けてスパイダーウェブトラップ!!
しかも蜘蛛って凝りもせず、また次の日には同じところに巣を張るんですよね
だからほぼ毎日私の歩くコースを顔面で掃除してます
たぶん動物の森で皆さんがこのスパイダーウェブトラップを喰らわないで済むのは私のお陰です
感謝してください(冗談)
いやむこうからしたらせっかく作った家壊されて迷惑な話なんでしょうけど
なにもそんな高さにトラップなんか仕掛けなくても。。。なんて思ったりしちゃうわけですよ
高さといえば、飼育下でも似たようなところがあります
それはとにかく設計が低いこと
例えば動物舎や獣舎の出入り口
これ動物園ではけっこうあるあるだと思うんですが
高さが動物たちに合わせて造ってあります
そのせいでとにかく作業がしづらい!
ちなみに私の身長は179㎝
それに現場では長靴を履くので作業中はゆうに180㎝を超えちゃいます
単に自分がデカいってのもあるんでしょうが
身長の低い女性スタッフも頭を打つぐらいの高さなんですよ
だから、作業してても、ちょっと気を抜けば
ドン!
ドン!
ドン!
ドン!
おまけに
ドン!
(痛ってぇ〜。。。)
これまで何度たんこぶをつくったことか
ある意味これも私にとっては立派なトラップです
悲しいのはこんなに痛い思いをしても誰も責めれないってこと
くぅ、、これも自分の不注意かーー、 とか嘆きつつ
(そもそも動物舎の管理をするのは飼育員なんだから動物じゃなくて人の高さに設計しとくべきじゃないの?)
と思うのは私だけでしょうか?笑
昔それで先輩に聞いてみたことがあります
『なんでこんなに設計が低いんですかね?』
先輩が言うには
当時ココを造った大工さんがとても低身長の人だったらしく
だから自分基準で建てたら自ずと今の高さになっちゃったんだとのこと、、、、
そんなことあります?笑
(てか動物に合わせてじゃないんだ)
もう何十年も前の話だから、それがウソかホントか解らぬまま今に至るわけなんですが
あるものは仕方ない!今さらボヤいても始まらないので
動物の森では
現場で危険予知活動としてスタッフ間で話し合い対策を講じて安全の意識を高めています
いわゆるKYTってやつです
園内の危ない場所があればお互いに周知し事故を無くすための対策を考えています
そして全員で練りに練って話し合った結果
できあがった高さ対策がこちら
注意喚起
素晴らしい!!(拍手)
これでもう悩まされることはありませんね!!
えー、、もし他に良いアイデアのある方はぜひ教えてください