もー、大変!
- 2018.10.11 更新
- 動物の森
ここは【フサオマキザルの島】です。
水辺を怖がる【フサオマキザル】の習性を利用して、島を水で囲い放し飼いにしているのですが
水面には沢山の『藻』が浮かんでいますね。
10月にも入り、「以前よりも涼しくなった」といっても日中はまだまだ暖かいので
油断してしまうとご覧のように藻が大発生してしまいます。
そしてさらに、陸上にもこんなに『藻』が散らかっています・・・
一体なぜなのでしょうか?
実は写真のようにサル達が『藻』を水中から引き上げるからなんです。
(注)ちなみに一部始終を見られていたムウ(メス)です・・・
そしてその『藻』をおもちゃにして遊んだり、水生昆虫がいないか漁をしたりと
様々な光景は見ることができて確かに面白いのですが、少し見栄えが良くはありませんので・・・
最終的に綺麗に『藻』を取ってしまいました。
少し寂しそうなサルの表情がなんとも言えませんが、これはご勘弁ください。
ただこのような「いたちごっこ」もとい「さるごっこ?」は、この暖かさが落ち着くまで続きますので
この光景を見てみたい方は、根気強く足を運んでみてくださいね♪
追伸
本文最後の「いたちごっこ」について、由来が気になったので調べてみました。
元々は繰り返し手を重ねていく子供の遊びから来ているようで、
その遊びがイタチやネズミの素早さと噛み付く様子に似ていることから、
「いたちごっこ」「ねずみごっこ」と云われるようになったようです。
その遊びがサルの様子に似ているかは分かりませんが、
人間は元々サルだったので、なんだったら「さるごっこ」でも通用しないものでしょうか(笑)
さらに追伸
タイトルの「もー」には「藻」がかかっておりますので、
必要はないとは思いますが念のためお知らせをさせていただきます。