ドキドキな季節
- 2020.04.03 更新
- 動物の森
多少の寒暖差はありますが、すっかり春爛漫な様相を感じる今日この頃です。
例外はありますが、動物たちにとっては『 春=恋の季節 』と言ったところのようで
春に繁殖期を迎える動物たちは胸の高鳴るドキドキな季節が到来したと思います。
今回の主役マナヅルもその中の一種に入るのですが、ドキドキするのは実はマナヅルだけではありません。
繁殖期に入ったツルは人に対していつも以上に攻撃的になり、
うっかり注意を怠った飼育員は、あの見るからに鋭いくちばしで色んな所を突かれてしまいます。
その痛みを例えるのならば、大きなピンセットで突っつかれているようなものでしょうか?
その痛みを思い出すと別の意味で胸がドキドキしてしまいます。
ただ『飼育員』という仕事をしている以上、これも仕事と自分に言い聞かせるしかないようですね(笑)
恋の季節を楽しんでいるツルには申し訳ないのですが、
早く平穏な日々が戻ってくるように願っているツル担当者のブログでした。
追伸
もちろん自分にはまだ被害はありませんが、攻撃的なツルは人の目を狙ってくると云われています。
そこで事故防止のため、
写真のようにゴーグルを着用してツル舎で作業をしている姿を見かける事もあるかもしれません。
決して怪しい人物ではありませんので(笑)、ご理解の程よろしくお願い致します。