モルモットの面白いところ、こんなところ!
- 2021.03.16 更新
- 動物の森
皆様こんにちは!
最近は、太陽が顔を出している時間も長くなってきているせいか暖かい日も増えてきましたね。
ポカポカ日和にうとうとが増えてきた気がする飼育員です。
今回は、近頃注目を浴びているという噂のあの動物…
モルモット
について、ふれあい担当が張り切ってご紹介していきたいと思います!
モルモット、知っている方も多いかと思われますが、ネズミの仲間である ”げっ歯類” に属しています。
ネズミはネズミと言っても、よく耳にするラットやハツカネズミよりカピバラに近い仲間で、正式名称を ”テンジクネズミ(天竺鼠)” といいます。
このテンジクネズミの仲間、独特な特徴がありまして・・・
前足の指の本数が4本に対して…
後ろ足の指は3本しかないんです!
これは、先程も挙げた同じ仲間であるカピバラや、当園にいる動物だとマーラも同様の指の数をしています。
もし、観察する機会がある方は、是非指の本数にも注目してみてくださいね!
続きまして、鳴き声について
モルモットはいろんな鳴き声を使い分けて仲間とコミュニケーションを取る動物です。
わかりやすいところだと…
「キュイッキュイッキュイッ!」
と、甲高い声で鳴いているときは嬉しい時やテンションが上がっている時によく出す声です。
当園では、エサの時間によく聞くことができます。
(お客様の前ではモルモットのエサやりは行っていません…!)
(が、エサの時間近くに飼育員がモルモット近づくと同様の声を出すことがあります…!)
(3時前が狙い時です…!)
▲こちらは歓声をあげて勢いよく食べる様子
次に
「ププププ」
という声。こちらはご機嫌なときによく出す声です。
歩きながらこの声を出す子が多いイメージですね。
気持ち、歩き方もルンルンで歩いています^^
▲颯爽とルンルン歩きで駆けていく様子
続いて
「カチカチカチ」
という音。これは声というよりも、歯と歯をかみ合わせて出す音です。
仲間同士の喧嘩や、威嚇の際に聞くことができます。
身体をゆらゆら揺らしながら歯を鳴らす姿がよく見られます。
▲一触即発間近の様子
このように、いくつか例を挙げましたが、必ずしもこの声はこんな感情だ!と言えるものではありません。
似たような鳴き方でも、時と状況に応じて異なる意味であることも沢山あります。
多様な鳴き声を使うモルモットにとって、今回ご紹介した例はほんの一部であり、しっかりと耳を澄ませるとまだまだ様々な鳴き声が聞こえてくるかと思われます。
ぜひ皆様、モルモットをご覧の際には見た目だけでなく、声にも注目してみてくださいね!
まだまだモルモットの魅力は山のようにあるのですが
今回はここまで!
最後に!
ふれあい舎に新しく仲間入りしたニューフェイスたちで締めさせていただきたいと思います!
またまた個性的な新入りがどどんと6匹!
今後の成長が楽しみです^^
皆様ぜひぜひふれあい舎にお越しの際には、この新入りたちの成長している姿も観察しに来てくださいね!