ヤギの目
- 2021.05.12 更新
- 動物の森
緑の香りが初夏を感じさせる今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
動物の森では3月中旬より開催しておりました、
「動物ふれあい広場」が終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
開催中は、
「ヒツジの赤ちゃんかわいい!」「カメの足意外と柔らか!」
など、たくさんの感想をお聞きすることができました。
中でも一番耳にしたのが、「ヤギの目こわ!」でした。
確かにヤギの瞳は横長で、異様な雰囲気を醸しています。
でも実はとっても便利な目でもあるんです。
便利な機能①広い視野
食う食われる(肉食動物と草食動物)の関係において、
食べられる側は身を守るために広い視野が必要で、
それはヤギにおいても例外ではありません。
ヤギたちは目が顔の横についていることに加え、
横長の瞳を持つことにより、
常にパノラマモードで世界を見ています。
ちなみに、動物の森では、
ヤギ、ヒツジ、ポニー、ロバ、ラマが横長の瞳を持っています。
便利な機能②下を向いていても安全
ヤギたちの目は瞳が常に地面と平行になるように回転します。
なので、食事中でも普段と同じ視界を維持できます。
便利な機能③サングラスいらず
ヒトは、日差しの強い日などにサングラスをかけますよね。
しかし、横長の瞳は上からの光を吸収しにくいので、
日差しの強い日でも眩しくありません。
このように、ヤギの目には生きていくうえでの
大切な機能がたくさんあるんです。
これを機に皆様にも、ヤギの目の機能について
知っていただけたら嬉しいです。
それでは。