2021.08.18 更新

動物の森

毎日不安定な天気が続きます。くれぐれもお気を付けください。

 

雨が降っていることで気温は低く、動物たちはいくらか過ごし易いでしょう。

今回は普段見ることのできないクモザルの島の中を少しご紹介します。

全景ではありませんが島の周りは水堀りで囲われています。

 

飼育員はどうやってこの島の中へ入っているかというと、、、。

この長い胴長を着て水堀りに入り、歩いて島に渡ります。

クモザルの島の水深は約90ｃｍです。

（私の身長約170ｃｍ↑胴長のだいたいベルトの下、腰の辺りの水深になります）

 

今から夕方の食事を持って島の中へ入ってみます。

バケツの中には、バナナ、ミカン、人参、ジャガイモ、キャベツ、鶏卵（生）が入っています。

　

一番右の写真、口に入っているのは、先日の「夏のプレゼント」イベントに使用したスイカ！！ほんの少しいただきました。

ボスの「ビオラ」が喜んで１人締めしていました。

※島の中の７頭分の量を１度に島に持って行きますのでどうしても強い個体は多く、我先にたべてしまいます。

普段は小さな個体や弱い個体が喰い負けしないよう、なるべく１頭１頭にいきわたるように

特に嗜好性の高いバナナは先に飼育員が手渡しで与えています。

 

雨脚が強まってきたので、今日は濡れないように獣舎の中で与えることにします。

獣舎の前には階段があります。

階段を上がり、、、

獣舎の横から奥に歩いていくと、扉があります。

そこから中に入っていくと、中にはもう１部屋あります。

この部屋に電灯はないので少し暗いのですが、小上がりできる「止まり木」があります。

 

雨に濡れないように部屋の中でのお食事でした。

暗くて、見えにくくて、申し訳ありません。

 

この日はカメラを気にしてどの個体も少し興奮気味で上手く７頭全てが食べている様子が撮影できませんでしたが、

雨の日の１コマでした。