2023.04.14 更新

動物の森

(↑写真は寝ているところを正面から撮ったマーラです。)

　

　

皆さんはマーラという動物をご存じでしょうか？

　

動物の森のマーラたちはよく

カンガルーやウサギなどと間違えられています。

　

また、カピバラと一緒に生活しているためか、

カピバラの赤ちゃんといわれることもしばしば...

　

特にお客様の多くいらっしゃる春休みの間は

ほかの動物と間違えられることが多かったため、

マーラの認知度の低さをひしひしと感じておりました。

　

そこで今回はマーラとはどんな動物なのか、

また担当者の主観満載なマーラの魅力についてお伝えしていきたいと思います。

マーラは南米の草原地帯にすむ草食動物で、

世界最大のネズミの仲間であるカピバラと同じ、げっ歯類に属しています。

　

カピバラとは前足の指が4本、後ろ足の指が３本であるという点で共通していますが、

カピバラにはない、ウサギのように大きな耳と、細長い前足を持っています。

　

野生ではこの細長い足で巣穴をほって暮らしています。

動物の森でも時々盛大に穴を掘っている様子が見られます。

　

　

次に担当者的、マーラの魅力について

まずマーラの赤ちゃんを紹介します。

マーラの赤ちゃんはとてもかわいらしい見た目をしています。

どの動物もそうですが、体に対して頭が大きく、目もきゅるんきゅるんです。

お母さんと比べるとこのような感じです。

やはり草食動物なので、生まれた数時間後にはよちよちと歩き始めます。

３か月もたつとこのくらいまで成長します。

このころになるとそろそろ離乳の時期なので、お母さんは授乳を拒むのですが、

写真の子たちはまだ親離れしたくないとばかりに何度拒まれてもついて回ります。

　

　

次に、マーラたちは寝相が自由です。

流線型で寝ている子や、

横になって何やら楽しそうな夢を見ている子、

餌箱の中で寝ている子もいます。

写真はありませんが、完全にあおむけで寝ている子などもいます。

　

寝ているマーラを横目に、一緒にお昼寝したくなる気持ちを抑えながら作業をするのは至難の業です。

　

また、マーラはカピバラとなかよし？な一面もあります。

動物の森ではマーラとカピバラが一緒に暮らしているのですが、

寒い日にはこのようにくっついている姿が良く見られます。

実をいうとマーラがカピバラを暖房器具として利用しているだけなのですが...

カピバラも嫌がっている様子はないので、なかよしということにしておきます。

　

　

最後にマーラは基本的にオスメスのペアで生活します。

ちなみに一度できたペアは生涯解消されないそうです。

　

ペアが一生解消されないといわれるペンギンをプリントした婚姻届があるように、

マーラがプリントされた婚姻届けが出ることをひそかに期待しつつ、

マーラの認知度アップのために頑張ります。