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第8回森の池生きものさんぽ 活動レポート

2021.08.24 更新
ボランティア

7月に実施した「森の池生きものさんぽ」の活動レポートをお送ります。
2ヶ月に1回森の池ボランティアの研修・調査を兼ねて実施している「森の池生きものさんぽ」は森の池エリアにどんな生きものがいるか、講師の先生と一緒に散策しながらエリアの魅力を発見しようという取り組みです。

 

↓前回の生きものさんぽの様子はこちら↓

◎「第7回森の池生きものさんぽ」の活動報告はこちら

 

第8回目となる今回のテーマは虫。九州大学の自然観察をされている学生グループの石津さんに講師に来ていただきました♪

★九州大学 自然観察会企画学生団体 BRIDGE(ブリッジ)

 

虫って至る所にいるので観察会も盛り上がります。
屋外で植物や虫、鳥に出会わない日はありません。たとえ大都会でもどこかしらに何かいるはず。
そんないきものたちのことを少しでも知ることができたら、ちょっぴり生活も楽しくなるような気がしませんか?
松林を主体とする森の池エリアでどんな虫たちに出会えるか、いきもの大好きボランティアメンバーと石津先生と出発しました!

 

開始早々、草に巣を作るドロバチの仲間を発見!

dorobati.jpg 

ハチにはいろんなタイプがいて、集団で生活するスズメバチやアシナガバチなどは危険ですが、単独で生活するドロバチの仲間は比較的大人しく、近づいてみても刺されることはまずありません。この日もみんなに見られながらせっせとお家を建設中でした。

 

夏といえばセミ!ニイニイゼミとクマゼミが大合唱していました。途中、アブラゼミにも出会えました。
抜け殻は北側の広葉樹のエリアでたくさん見つかりました。

aburazemi.jpg

ちなみに石津先生はアメンボが専門ということで幻の池をお見せしたかったのですが今回は残念ながら出現しておらず...。
幻の池が出現する場所は普段通り砂地のままでした。砂地は砂地で、アリジゴクでおなじみのウスバカゲロウの幼虫や、海浜生のバッタやハンミョウなども見つかりました。

 

北側の広葉樹のエリアには、何者かに襲われたカブトムシの頭も!ご遺体でも見つかると盛り上がる虫の王者♪

 

今回テーマは虫なので、クモも観察しました。ナガコガネグモや、とても細いオナガグモなど見つかりました。

 

この時期、森の池ではママコナというお花が松林の下で咲いています。お花が少ない夏に咲くのでチョウたちの蜜源になっているようです。アゲハの仲間が飛んでいます。

mamakona.jpg

今回もいろんな生き物に出会えました♪


今回の生きものさんぽの様子は、公園YouTubeチャンネルにて動画でもご覧いただけます!

 

これまでの「森の池生きものさんぽ」の様子は森の池生きものさんぽ(再生リスト)からどうぞ。

 

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