「海の日」は、「海のゴミ」についてちょっと考えてみよう
- 2020.07.23 更新
- ボランティア
皆さんこんにちは!ボランティア担当スタッフです(^^)
7月23日(木祝)は海の日ですが、皆さんは「海」と聞くと何を連想されますか?
海水浴、マリンスポーツ、パラソル、スイカ、海の家・・・、夏の海は楽しい遊びがいっぱいですね♪
だがしかし、我々ボランティア担当の「海」といえばの代表格は、世間一般とは異なります。
ずばり、公園での『海岸清掃』です!
「清掃」という言葉を聞くと、大変そう、面倒くさそう・・・と思われる方も多いですが、
実際に活動して、自分たちの力できれいになった砂浜を見たときの達成感は計り知れません。
今回は海の日に合わせて実施した、海岸清掃のボランティア活動の様子をご紹介します。
海の中道海浜公園では、だれでも気軽に参加できる『プチボランティア』活動を毎月1~2回 開催しています。
活動内容は、開催日によってさまざまで、ゴミ拾いや草刈り、マツ林の管理、工作材料の準備などなど・・・
「ボランティアで何かしたいけど、どのようにすればいいの?」「気楽にボランティアをしてみたいなぁ」というボランティア初心者の方におすすめです。
先ほどもお伝えしたとおり、今回のプチボランティアでは、海浜公園随一の海見スポット『潮見台』付近の海岸清掃を行いました。
潮見台は、玄界灘に面した砂浜を利用した開放感あふれるボードデッキの展望台です。デッキからは美しい海岸線やはるかに広がる玄界灘とその島々が一望できます。
サイクリングの立ち寄りスポットとしてもおすすめで、潮見台の入口付近では、ハマナデシコやイソギク等の海浜植物を楽しむことができます。
※潮見台付近の海岸は、活動時以外は立入禁止となっております。
早速海岸に行ってみると、あっちこっちに大小さまざまなゴミが!(><)
ゴミの種類も、プラスチック、缶、ビン、金属など多種多様。なかでも、発泡スチロールがたくさん転がっていました。
これらのゴミをボランティアの皆さんに分別しながら回収していただきました。
ボランティアの皆さんも驚いてしまうゴミの散乱状態でしたが、これらのほとんどが海に捨てられたり、意図せず海に落ちて漂着したものです。
7月よりプラスチック袋の有料化がスタートしましたが、その背景には、今回回収したゴミをはじめとする「海洋プラスチックごみ」問題の課題解決があります。
『ゴミを捨てるのは簡単ですが、回収したり処分するのは本当に大変。』
今回の活動を通じて、ゴミの3R(Reduce、Reuse、Recycle)の重要性を身をもって体感しました。
今回ボランティアにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご来園の際は、玄界灘ときれいになった海岸線が創り出す美しい風景を見に来てください♪