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『みらいの森体験塾~森のクラフトづくり』イベントレポート!

2020.09.29 更新
ボランティア

皆さんこんにちは!ボランティア担当スタッフのAです(^^)/
季節は秋真っ盛り♪私は秋といえば、やっぱり「食欲の秋」ですね~。
先日9月20日(日)に開催したイベント『みらいの森体験塾~森のクラフトづくり』では、毎日の食事が楽しくなる“アレ”を作成しました。そのイベントの様子をご紹介します!

当公園では、東側エリアに位置する「環境共生の森」をメインフィールドとして、環境学習をテーマとしたイベント『みらいの森体験塾』を定期的に開催しております。
今回は、森の木々の枝を活用したクラフトづくりに挑戦していただきました。

まずは、環境共生の森の紹介からスタート!
紹介してくれるのは、毎度おなじみ「環境共生の森サポート・ボランティア」の皆さんです。

ボランティアの方々は、環境共生の森での各種管理作業(植樹・除草など)やイベントフォローなど、多岐に渡り活躍されています。
今回のイベントでは、環境共生の森の成り立ち、植樹活動の歴史を辿れる小道(通称:タイムトンネル)などの紹介やクラフトづくりの指導を担当していただきました。いつもありがとうございます♪

先ほどご紹介したタイムトンネルは、今年の植樹エリアから一番最初の植樹エリア(2011年)までを気軽に散策できる小道で、植樹した苗木が年毎にどんどん大きくなっている様子をご覧頂けます。

実は、このエリアで植樹を行う以前は草木も無い土山しかない場所でしたが、植樹開始から10年経ち、今では様々な虫や鳥が生息する立派な森に成長しました。
植樹は20年かけて実施する計画で、これから残り10年間、植樹活動を行っていく予定です。
植樹は20年計画ですが、森づくりは50年計画、植えただけではなかなか育ちません。植樹はいわばスタート地点、その後も草刈りやツル切り、間伐など、森づくりにはまだまだやることがたくさんあるんですよ~と、ボランティアさんたちがタイムトンネルで解説してくれました。
50年後にはどのような森に成長しているのでしょうか?そんなことを想像しながら環境共生の森の中を散策するのも良いですね♪

タイムトンネルの散策が終わったら、ここからクラフトづくりにチャレンジです。
(ここからは、何を作っているのか、皆さんも考えながら読んでみてください^^)

まずは、木材選び。スダジイ、マテバシイ、ヤマモモ、ヤマザクラの中から、好きな樹種の枝を参加者に選んでもらいます。
それぞれ樹皮の色合いやさわり心地、枝の形が異なるので、意外と悩んでしまいます。

お気に入りの一本を決めたら、のこぎりでちょうど良い長さに切ります。
初めてのこぎりを使う子もいましたが、みんな上手に切ることが出来ました!

枝を切ったら、ドリルで枝の中心に穴を開けます。
穴空け作業はボランティアの皆さんの担当です。

穴を開けたら、枝に取り付ける金具を選び、金具を枝に差し込みます。
差し込んだ後は、金具がある枝の反対側の面を硬い場所にとんとん打ち付けます。
すると、金具が少しずつ枝の中に入っていきました!
(ちょっと難しい話ですが、「慣性の法則」を利用して金具を入れ込んでいます)

これで森のクラフトが完成!
出来上がったのは・・・森のスプーン&フォークでした♪
皆さん渾身のマイ食器を作ることができました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!ぜひおうちで使ってみてください!
(私だったら、森のスプーンでカレーを食べたいですね~)