2月7日「みらいの森体験塾~カモの模型づくり&観察~」開催しました!
- 2021.02.09 更新
- ボランティア
皆さんこんにちは!市民交流係です。
冬の公園の楽しみ方は色々ありますが、中でもオススメしたいのが野鳥観察!
特に公園の東側にある「カモ池」には、毎年カモが冬鳥として渡ってきており、数千羽のカモたちが池でのんびり羽を休める姿を観察できます。
そのカモ池にて、2月7日(日)に「みらいの森体験塾~カモの模型づくり&観察~」を開催しましたので、イベントの様子をご紹介します♪
「みらいの森体験塾」は、公園にて定期的に開催している環境学習イベントで、普段は環境共生の森(愛称:みらいの森)をメインフィールドとして生き物観察や農体験などを行っています。
今回は環境共生の森のお隣にあるカモ池にちょこっと遠征し、カモたちの様子を観察してみました。
まずは「カモを学ぼう!」ということで、カモクイズにチャレンジしました♪
出題してくれたのは、毎度おなじみ「環境共生の森サポート・ボランティア」の皆さんです。(緑色のジャンパーが目印♪)
机の上から飛び出すカモさん(写真)を双眼鏡で探し、その特徴からカモの種類を当ててみます。
私も覗いてみました。おでこが黄色で胸が赤茶色・・・、この特徴はヒドリガモ!
次はカモの模型づくりです。先ほどのカモクイズで学んだ特長の捉え方を活かして、紙粘土でカモの形を作ります。
カモの写真を見ながら、自分で作ってみることで、カモの頭や首、胴体がどんな形をしているのかを学ぶことができました。
模型づくりはいったんおしまい。作品が乾くまで、カモ池にてカモ観察会を行いました。
この日は絶好のカモウォッチング日和で、写真では小さくてわかりづらいですが、池には見渡す限りにたくさんのカモが!
最も多かったホシハジロをはじめ、キンクロハジロ、マガモ、ハシビロガモ、オオバンなどが池で休んでいました。
食事を終えたカモたちが次々に海から池へと戻ってくる姿も観察できました。
双眼鏡で池にいるカモたちの様子を覗いてみると、優雅に浮かんでいたり、池に潜ったりと行動も様々です。
より倍率の高いスコープでも観察すると、羽の色やくちばしの形もカモの種類で異なることが分かります。
最後は、作成した模型の色塗りです。観察したカモの羽の色を思い出しながら、手作りの模型に着色してみました。
着色した模型をさらに乾かして完成!手前は頭が緑色なのでマガモでしょうか?その奥は新種のオリジナルカモです。
模型に穴や溝をつけて、ペン立てやメッセージカードホルダーとして使えるようにしたお子さんもいました。
これにてイベント終了、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
園内のカモたちは2月中旬頃より北へと再び渡っていきますので、カモたちをご覧になりたい方はお早めにお越しくださいね~♪
※皆様へのお願い:鳥インフルエンザ対策として各ゲート入口に殺菌マットを設置しております。カモを観察した後やカモの糞を踏まれた方は、マットでの殺菌にご協力ください。
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森づくりや野菜作り、いきもの観察など、自然の中での活動に興味がある方にオススメです。
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【お問い合わせ】海の中道管理センター市民交流係 電話092-603-1111