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2月21日「みらいの森体験塾~春じゃがを植えよう&BEE団地づくり~」開催しました!

2021.02.24 更新
ボランティア

皆さんこんにちは!市民交流係です。

暖かい日が続いてますね♪なんだか、一気に春が近づいてきたような気がします。
公園では、ウメやスイセンが見ごろを迎え、「環境共生の森」の畑でも春野菜の植え付けなどを始めています。
そんな中、2月21日(日)に「みらいの森体験塾~春じゃがを植えよう&BEE団地づくり~」を開催しました!

 

「みらいの森体験塾」は、公園にて定期的に開催している環境学習イベントで、環境共生の森をメインフィールドとして生き物観察や農体験などを行っています。
環境共生の森の取り組みの紹介からイベントスタート!
紹介してくださるのは、毎度おなじみ「環境共生の森サポート・ボランティア」の皆さんです。(緑色のジャンパーが目印♪)

 

環境共生の森にある環境学習拠点「里の家」に着いたら、まずはジャガイモの植え付けにチャレンジしました。
今回植えたのは、男爵とメークインの2種類です。男爵はポテトサラダやコロッケ、メークインはカレーやシチューにオススメです。
最初に移植ごてと同じくらいの深さまで穴を掘り、その穴に種芋(ジャガイモを育てるための専用の芋)を植えます。

 

種芋に土をかぶせたら、雑草を防ぐために「マルチ」というシートをかけます。
なぜこのような作業をするのかと言いますと、公園では除草剤や殺虫剤を使用せずに野菜を育てています。
なので、畝の上にシートをかぶせることで、野菜の成長を助けたり、除草作業の手間を省いています。
ジャガイモの場合は、イモができたとき光が当たりにくいという効果もあります。(光が当たると緑に変色してしまいます)

ご参加いただいたお子さんにも、マルチ張りを協力してもらいました!
割と大変な作業なのですが、みんな張り切ってお手伝いしてくれました♪スコップを持つ姿が様になってます!

 

次はダイコンの抜き取り体験!
一人一本、畑に植えてあるお好きな大根を抜いてもらいました。大きなダイコンが採れましたよ♪

 

畑作業の後は工作!みんなで「BEE団地」を作ってみました。
BEE団地とは、細い管などに巣を作るハチ(菅住性ハチと言います)の巣のことです。
ハチが住み着いてくれることで、畑の野菜の葉っぱなどを食べる虫をやっつけてくれます。
これも殺虫剤を使わずに育てる環境共生の森ならではの野菜の育て方です。

 

今回作成するのは、BEE団地の2号棟。材料は細い竹です。
竹を数本ごとにまとめて、団地の土台に入れ込みます。

 

皆さんのおかげで、こんなに立派なBEE団地が完成しました!
ご家族ごとに1区画ずつ作ってもらったので、シェアハウスのようです♪
どんなハチさんが入居してくれるでしょうか?春先に見に来て下さいね~。
(ちなみに、菅住性のハチは単独で生活をしており、スズメバチやアシナガバチと違っておとなしいです。こちらから何もしなければ、基本的に攻撃してくることはありません。静かに触らず観察しましょう。)

《「環境共生の森サポート・ボランティア」随時メンバー募集中!》
森づくりや野菜作り、いきもの観察など、自然の中での活動に興味がある方にオススメです。
まずは見学をしてみませんか?お気軽にお問い合わせください♪
【お問い合わせ】海の中道管理センター市民交流係 電話092-603-1111