手乗り奮闘記(第25章)
- 2023.03.09 更新
- 動物の森
みなさんご無沙汰しております
まぁーーー久方ぶりの手乗り奮闘記更新です
12月の鳥インフルエンザの発生により新年早々、動物の森は閉鎖していましたが 2/15より晴れて再開園しました
しかし、園内では感染防止対策のため未だ鳥類の隔離は継続しています
そのため、これまで放し飼いにしていた鳥たちは全て獣舍に収容しており
再開したとはいえ、正直な話、鳥担当の私としては少し寂しさを感じます、、、
なかにはこの影響で外展示できなくなった子たちも数多くいます
なので、今回はそんな子たちのその後の様子を紹介します
まずは昨年生まれたフラミンゴの(ウメちゃん)
10月頃はまだ全身灰色で園内をお散歩してました
現在の様子がこちら
だいぶ姿形もフラミンゴらしくなったんじゃないでしょうか
羽根もほんのりピンクがかり、体長はすでに腰を超えて、すっかり大人のフラミンゴって感じです
ずっと獣舍に入れっぱなしなので、掃除の時間に廊下に出してあげると、
はしゃぐはしゃぐ
(うぇーーーーい!!!)
そりゃ羽伸ばしたいよねー
マイブームは水浴びで
餌の容器にすっぽり入ってバシャバシャはじめます
これが意外と長い
すぐ終わるだろうとカメラを回してたら全然終わんないのこれが
トータル1時間くらいやってます
カラスの行水は短いと言いますが、
フラミンゴの行水は長い長いw
新たな発見です
その一方でインコ達はというと
朝来たらこんな感じ
みんな柵に貼り付いて『外に出さんかいッ』
という眼差しで私に無言の圧力をかけてきます
そんなリアクションをスルーして掃除していると
なんか視線を感じる。。
(じーーー。)
(じーーー。)
こっちもw
そんな視線をもスルーしてると
終いには『遊ばんかいッ』とばかりに飛び乗って来てちょっかいをかけてきます
最近はいつもこんな感じの毎日です
そして、オウムはというと 相変わらずラブラブ
でも、あの優しい(ポポ)がしきりに強気で威嚇してきます
どうしたのかな?と不思議に思って巣を覗いてみると、、
なんと卵が!
そう、ポポは卵を守ってたんですね
しっかり(シュガー)も温めてくれてます
例年より早い産卵でこれは嬉しい誤算でした
ルリコンゴウインコの
(キスケ)と(キョウカ)のペアも最近いい感じ
絆が強くなると 普段おとなしくても、めちゃくちゃ攻撃的になります
本能には勝てませんね
こうやって隔離中でも鳥たちはそれぞれにたくましく生きてます
まだしばらくは裏方での隔離飼育になりますが、
早く鳥インフルの脅威が収束して、もとののびのびとした動物たちをお見せできるよう切実に祈る担当者なのでした
、、、to be contiued