水鳥たち、ただいま「ステイホーム」中です
- 2020.12.08 更新
- 動物の森
11月に福岡県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生しました。
公園HPでもお知らせしていますとおり、当園でも鳥インフルエンザ対策として、一部の鳥たちの展示を中止しております。
動物の森の正門入り口の池は、現在水がほとんど抜かれご覧のとおり…閑散としております。
お客様を出迎えていたコブハクチョウたちも、野生のカモたちの姿もありません。
鳥たちはどこへ行っちゃったの?と言いますと、公園内の屋内飼育施設に引越ししました。
(野生の鳥たちは他所の池へ飛んで行ったようです)
公園内には展示場以外の場所に、特別な飼育場所があります。
ここは感染症が流行した時や、新しい動物がやってきた時などに、園内の動物と分けて体調管理を行うための大型屋内飼育場です。
いわば、鳥たちの「ステイホーム」。
野鳥との接触を避けるため、放し飼いにしている鳥たちは、しばらく我慢の自粛生活となりました。
外出自粛生活、ではありますが、飼育場内は水鳥のなかまが一同に会してとっても賑やか!
程なくして、鳥たちは新居に馴れてくれたようです。
コブハクチョウの家族は、新居に移っても一致団結。早速大型プール周辺に居場所を確保しました。
普段はそれぞれのテリトリーで分かれて暮らしているエジプトガンたちは、
久しぶりにみんなが顔を合わせたので大はしゃぎ(笑)。
いつも一緒に行動している3羽のサカツラガンは、仲良く新居を探索しています。
この機会に、体調管理のじっくり個別指導!!
水鳥たちが再び元気な姿で園内をお散歩できる日まで、私たちスタッフも頑張ります!!