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この箱なーんだ?

2018.06.27 更新
動物の森

みなさん、こんにちは^^

梅雨明けは、もう少しだ!という時期になってきましたね。

先日プレーリードッグエリアの前を通っていると、とっても可愛い光景を発見しました!

5頭のプレーリードッグがお団子状態(笑)

この中には5月下旬に巣穴から出てくるようになった赤ちゃんも混じっていますよ!

くっついている方が落ち着くのでしょうか・・・暑いこの季節でもみんなで仲良くお団子になっていました!

 

このプレーリードッグ達がいる箱は何かと言うと・・・

実はプレーリードッグの巣穴を模した展示ケースです!

動物の森によくお越しになられているお客様はお馴染みかもしれませんが、

実はこの展示ケースには、いくつかの工夫がなされているのをご存知でしょうか。

今回はそんな展示ケースの工夫を4つ紹介したいと思います!

 

まず始めに・・・①巣穴に入ってくる姿を見てみよう!

この展示ケースの入口は箱の上のほうにあります!黄色い丸のところです!

 

これは実際の巣穴と同じようにプレーリードッグが地下へ入っていく姿を見れるようになっています。

この入口は1本の大きな筒でエリアへと繋がっている入口です

横から見るとこんな感じ!

真ん中の板はプレーリードッグが筒の上を登って脱出しないように反しが付いています!

 

②巣穴での過ごし方を観察してみよう

この展示ケースでは飼育員の手によって、3箇所に乾草を置いていますが、

このように実際のプレーリードッグの巣穴にも たくさんの部屋があります。

なぜたくさんあるのかと言いますと、プレーリードッグ達はトイレや寝室、食料庫、子育て部屋など

部屋を用途によって使い分けているようです!

 

③展示ケースの中に注目してみよう!

この箱は、一見本物の土で作られているようにも見えますが、

実は本物に似せた擬岩で作られています。

そして細かい工夫が、赤土に見えるように作られているということ!

これはエリアの土が赤土なので同じような色合いにしています。

(赤土である理由は、プレーリードッグ達が穴を作りやすいように粘土質で固まりやすいためです)

だから動物の森のプレーリードッグは毛色が赤っぽいんです!

 

④飼育員の気持ちになってみよう!

この箱見てわかるように真ん中で扉を開けれるようになっています。(黄色い丸の部分)

これはこの箱を掃除するためです!そして実は細かい工夫があります。

掃除中にプレーリードッグが脱走しないように実は筒に仕切り板を入れれるようになっているんです!(赤い丸の部分)

これで安心してお掃除ができるわけです!

 

以上4つが展示ケースの工夫点になっています。

この展示ケースがあることで、より動物を近くで観察できるようになっていますし、動物の本能的な動きも観察できるようになっています

動物にも人にも良い展示ケースですね^^

 

工夫を知った上で見ると、なお面白い展示ケースですよね

すでに展示ケースを見たことがある方も、もう一度深く見てみては、どうでしょう!

まだの方はぜひ実物を確認しに動物の森プレーリードッグエリアまでお越しください^^

みなさんのお越しをお待ちしております^^