フサオマキザルの赤ちゃんが誕生しました
- 2024.06.12 更新
- 動物の森
5月5日のこどもの日にフサオマキザルの赤ちゃんが誕生しました。
お母さんはヒロ、出産は6回目のベテランお母さんです。
赤ちゃんは生まれてすぐ、写真のようにお母さんにしっかりとしがみつきます。
生まれたてはこんなにしわくちゃだった顔も
今ではしっかり目も開いて表情も見られるようになってきました。
体の大きさも、生まれた時はお母さんの背中の半分くらいだったのに対し、
今では背中の3分の2を覆う大きさになりました。
背中の上でたくさん動き回るようになってきたので、お母さんは少しおんぶしづらそうです。
フサオマキザルの赤ちゃんは生後しばらくはお母さんの背中から離れませんが、
生後1か月頃になるとお母さんの背中を離れ、お父さんやお兄さんなどお母さん以外の背中にもつかまるようになります。
この頃からお母さんは授乳の時以外は他の個体にお世話を任しているかのように、赤ちゃんを預けてのんびりとしています。
そんな様子を見ると、お母さんだけでなく群れ全体で赤ちゃんを育てているのだとわかります。
さらに、生後2か月頃になると背中から離れて自分の足で動きまわるようになり、
生後半年頃にはスタッフにも興味を持ちはじめ、遊んでくれるようになります。
赤ちゃんがこれからどのように成長していくのかとても楽しみです。
余談ですが、フサオマキザルたちはみんな赤ちゃんが大好きで、
いつも誰かがあやして?います
こんな感じで、口をパクパクしながらぎりぎりまで赤ちゃんに顔を近づけています。
動物の森に来られた際は、赤ちゃんだけでなくこのような周りの子にも注目してみてください!