マーラの巣作り

最近マーラ・カピバラエリアではマーラたちが毎日のように巣作りをしています。

どんな巣かというと...

外観はこんな感じです。

一見どこにあるか分かりませんが、よく見てみると

写真左下のほうの地面に穴が開いているのがわかります。

入口から奥を見てみると

なんだかとっても深そう

さらに奥までのぞいてみると...

こんな感じになっています。

時には穴の奥が見えなくなるまで深く

それも一晩で掘ってしまうことがあります。

どうしてそんなに穴掘りが得意なのかというと、

マーラには細長くて丈夫な足があります。

またその先には丈夫な爪も生えており、

両前足がシャベルのような働きをするため先述の通りの穴が掘れるのです。

↑穴掘り中のマーラ

マーラは本来、広い草原に巣穴を掘って生活する動物です。

巣穴は休むためや、子育てをする場所として使われます。

動物の森では、穴から出てこられなくなる危険性を考慮し

マーラたちが一生懸命掘った穴を心を痛めながらも埋めています。

穴を掘っているのは夕方から夜にかけてが多いようですが、

時々昼間にも掘っているので、運が良ければレアなマーラの穴掘り姿を見られるかもしれません。

マーラを見に来られた際には巣穴にも注目してご覧になってはいかがでしょうか。

まだまだ暑い日が続きますので、ご来園の際は熱中症にご注意くださいね。

(写真があまりに茶色一色だったので、今動物の森内できれいに咲いているサルスベリの花を載せておきます。)