歯の治療
- 2024.10.02 更新
- 動物の森
とてつもない暑さもようやく和らぎ、木々も色づいて秋の訪れを感じさせる今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
秋は"食欲の秋"や"天高く馬肥ゆる秋"など様々な食に関する表現がされますが、やはり当園のポニーも例にもれず、青草をよく食べ少々肥えてきています。
(おいし~い!)
話は変わりまして、先日ポニーの歯科治療を行ったのでその様子をご紹介します!
"歯科治療"といっても虫歯の治療をするわけではありません。
馬は嚙み合わせの関係上、上の奥歯の外側・下の奥歯の内側が伸びやすく、伸びた部分で口内を傷つけてしまう恐れがあります。
そのため、これらの尖った部分を削り嚙み合わせを整える治療をします。
このように、"開口器"を噛ませポニーが口を閉じないようにし、尖った部分を電動ヤスリで削っていきます。
かなり尖っていた奥歯も治療後はつるつるです。
これでポニーたちも安全に心置きなく生い茂る秋の青草を食べられることでしょう!
今回はポニーの歯科治療の様子をご紹介しました!
当園にお越しの際は、動物たちの"歯"に注目してみるのもおもしろいかもしれません!