水鳥たちの放飼
- 2023.06.07 更新
- 動物の森
梅雨に入り雨の多い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月に入り今年も半分近く経ったのだと思うと、時の早さをしみじみと感じます。
さて、
5月31日に水鳥たちの展示を再開いたしました。
昨年の12月から鳥インフルエンザの防疫対策のため屋内施設で飼育をしていましたが、国内での発生が収まったこともあり、ようやく水鳥の池に水鳥たちを戻すことができました。
およそ半年ぶりの屋外とあって、水鳥たちはとても嬉しそうに泳ぎ、水浴びをしていました。
元気に泳いでいる姿をみると、私たちも一安心です。
現在、水鳥の池では3種類の鳥たちを展示しています。
コブハクチョウ
大型の水鳥で全身真っ白でオレンジのクチバシの根もとにあるコブが特徴です。
池をとても優雅に泳いでいますが、時々、陸に上がって羽を休めています。
近くを通る時はそっとしておいてあげてください。
サカツラガン
中型の水鳥で、頬の部分の赤みがかった茶色が酒の面(さかつら)のようなことから
この名前がついています。
いつも3羽で自由きままに園内を散歩しています。
追いかけずに優しく見守ってあげてください。
エジプトガン
池にいる種の中では一番小柄で、目の周りの模様やピンク色した足が特徴です。
池から離れることも多く動物の森内の様々な場所で遭遇します。
ペアで仲良く行動しているので、こちらもそっと見守ってあげてください。
ちなみに、水鳥以外のフラミンゴやホロホロチョウの展示も再開しております。
ここ数年、猛威を振るう鳥インフルエンザですが、今年は落ち着いてくれることを願うばかりです。