敬老の日
- 2023.09.21 更新
- 動物の森
皆様こんにちは
題名にもある通り、今回は敬老の日のお話です。
動物の森では9月16日から18日の3日間、敬老の日ならではの特別なイベントを行いました!
敬老の日とは、多年にわたり社会に尽くしてきたご年配の方々を敬愛し長寿を祝う日のことで、祖父母や両親などに日頃の感謝を込めお祝いをすることが一般的となっております。
今年は「長寿と言えば亀!」ということで、イベントでは動物の森にいるカメ達についての解説や、私たちに日々癒しを与えてくれるリクガメ達に日頃の感謝を込めて、特別なフルーツサラダをプレゼントしました。
そこで、今回はイベントの様子や内容を紹介していきたいと思いますので、イベントに参加している気分でご覧ください。
イベントで紹介したカメは、ケヅメリクガメ、ムツアシガメ、トウブハコガメの3種類です。
まずは「ケヅメリクガメ」
ケヅメリクガメはアフリカ大陸の乾燥地域に生息しているリクガメで、寿命が約50年、最大甲長約80㎝と長生きでとても大きなリクガメです。
カメの中では世界で3番目に大きいと言われています。
特徴は尻尾の付け根近くに蹴爪(ケヅメ)のような突起があることで、この特徴から「ケヅメリクガメ」と名付けられました。
動物の森には2匹のケヅメリクガメが暮らしていて、名前は「ネイル」と「サン」。
「ネイル」と
「サン」です。
晴れていて暖かい日が大好きで、活発的で明るく恐れ知らずの強い子たちです。
「ネイル」は晴れている日、今にも鼻歌が聞こえてきそうなほどとても明るい表情で元気に外を歩き回っていて、そんなネイルを見て「カメ歩くの早!!」と言う声をよく耳にします(笑)
「サン」は飼育員が大好きで近づくとすぐにこっち見て近くに寄ってきます。
カメの感情はあまり豊かではなさそうですが毎日観察していると、いろいろな感情がわかってくるのでとてもかわいくて見ていて飽きません!
次に紹介するのは「ムツアシガメ」です。
※ムツアシガメにはいくつか種類がありますが今回はムツアシガメというくくりで紹介させていただきます。
ムツアシガメはユーラシア大陸の湿地帯に生息しているリクガメで、寿命は約100年!!野生化では150年生きた個体もいるそうです。
最大甲長は約60㎝でケヅメリクガメよりも小さいですが十分大きいと言えるでしょう。(動物の森の場合はムツアシガメの方が大きな体をしています。)
特徴は尻尾と後ろ足の間に針状の鱗が二つずつ計四つあることで、これにより六つ足があるように見えることから「ムツアシガメ」と名付けられました。
動物の森には2匹のムツアシガメが暮らしていて、名前は「スマコ」と「ムツコ」。
「スマコ」と
「ムツコ」です。
ケヅメリクガメとは対照的に雨の日が大好きで、基本的に温厚で大人しいですが好奇心旺盛な一面もあります。
雨の日は外に出てきて設置してあるカメ用プールに入ったり水たまりで遊んでいたりと、とてもかわいいです。
たまに雨の降っている空を眺めているような時もあり、雨が降るという事を不思議に思っているのかもしれません。(笑)
最後は「トウブハコガメ」です。
トウブハコガメは半水棲亀と言って水中と陸地を行き来するカメで、リクガメとは大きく違います。
寿命は約40年で最大甲長は約20㎝と小さめです。
ハコガメの一番の特徴は腹部の甲羅に折れ線があり、甲羅を折りたたむことができる事です。
折りたたむことで頭や足を完全に甲羅の中に隠して身を守ります、その様子が箱のようなのでハコガメと言います。
性格は基本的には温厚ですが、たまに仲間同士で喧嘩をしている様子を見ることがあります。
カメは基本的に雑食ですが、リクガメとハコガメでは食べるものが全然違います。
リクガメは草食寄りで野菜やフルーツを好んで食べ、ハコガメは肉食寄りで主にコオロギやミミズなどの虫を好んで食べます。
イベントではリクガメ達にフルーツサラダをプレゼントしました。
その時の様子がこちら
ちなみにフルーツサラダの内容は秋という事で、柿や蒲萄、カボチャなど季節を感じられる物から、
ドラゴンフルーツや無花果などあまりカメ達が食べたことないような物もたくさん入れてみました。
全てとてもおいしそうに皆で食べてくれて、私も嬉しくなりました!!
皆さま、敬老の日イベントに参加した気持ちになれましたでしょうか?
実際に紹介したリクガメ達に会いに動物の森へ足を運んでみてくださいね!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。