11月6日「プルデンシャル生命保険株式会社」様 ボランティア活動レポート
- 2021.11.06 更新
- ボランティア
こんにちは。市民交流係です。
11月6日、「プルデンシャル生命保険株式会社」様が今年もボランティア活動にご協力くださいました。
昨年は森の池エリアでの松林のお手入れの活動、今年は工事の関係で場所を変え、潮見台西側の松の苗木周りのお手入れにご協力いただきました。
どちらも公園で取り組んでいる、白砂青松を守る活動の一環です。白砂青松(はくさせいしょう・はくしゃせいしょう)とは白い砂浜と青い松林からなる美しい景観をさします。
江戸時代の人々が海浜部にクロマツを植え続けてくれたおかげで、公園のあるエリアは人が住み作物が育つエリアになったそうです。
松枯れにより松林が衰退し、公園や周辺の地域では現代でもクロマツを植樹し、お手入れを行っています。
ちなみに松林を生息場所とするハルゼミやマツと共生するキノコなど松林ならではの生きものもあり、松林のお手入れは、SDGsの「15.陸の豊かさを守ろう」の生きものの多様性を守ることにつながる活動となっています。
草に覆われた松の苗木の周りをノコガマを使って、刈ってもらいました。
環境共生の森の森づくりと違い、松林は草を現地に残さないようにします。
刈った草を残し腐養土が増えるといずれ他の樹木が生えてきてしまい、クロマツが負けてしまうからです。
草は園内の堆肥場で、堆肥化し他の花壇などで活用しています。
今回の活動は小さいお子様もご参加くださいました。松ぼっくり拾いをお手伝いしてもらいました。
拾ってもらった松ぼっくりは、森の家のクラフトに使わせていただきます♪
※森の家のクラフトは11月~2月はお休みです。
刈っていただいた草で、すぐにトラックがいっぱいになってしまい少し早めに活動を終了させていただきました。
参加者の方からは「もっとやらなくていいですか?」とうれしいお言葉をいただきました。ありがとうございます。よかったらまた来年も来ていただけると嬉しいです♪
ご参加いただきありがとうございました!
企業の皆様や、市民の皆様に協力していただきながら少しずつ松林のお手入れをしていきます!
★海の中道海浜公園ではSDGsに取り組む企業・団体様のCSR活動を応援しています。