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12月15日「JR九州エージェンシー株式会社」様 ボランティア活動レポート

2021.12.19 更新
ボランティア

みなさんこんにちは!ボランティア担当スタッフです。
当公園では、年間を通じて企業・団体様のボランティア活動の受け入れを行っており、公園内での様々な活動にご協力いただいております。

12月15日(水曜日)、JR九州エージェンシー株式会社 様に白砂青松ボランティアにご参加いただきました。

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白砂青松(はくさせいしょう・はくしゃせいしょう)とは白い砂浜と青い松原の美しい景観のことを指し、本公園の玄界灘のマツ林は「日本の白砂青松100選」に選ばれています。
当公園では、その松林の中で場所を決め、年に複数回、松林の手入れなど白砂青松の保全作業を行う取り組みを「白砂青松ボランティア」と呼んでいます。
※玄界灘側の海岸は、活動時以外は立入禁止となっております。

JR九州エージェンシー株式会社 様による活動は今年で2年目!
今年度の初回となる12月15日には、玄界灘側の海岸清掃や松林の整備活動を行いました。
まずは、白砂青松の「白砂」の部分である海岸清掃からスタート!SDGsの17のゴールの内、「14.海の豊かさを守ろう」にあたる活動です。
砂浜には発泡スチロール、プラスチック、ペットボトル、金属などの沢山のごみが転がっていましたが、約1時間のごみ拾いで見違えるようにきれいになりました。
ゲートから遠いこのエリアはなかなか海岸清掃の手が届かないのですが、この辺りは夏にコアジサシが砂浜に営巣するという大切な場所です。ゴミが多いとカラスがよってきて卵を食べられるなんてことも...(TT)きれいにしていただきありがとうございました。

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続いて、白砂青松の「青松」の部分、松林のお手入れです。
防風・防潮の機能を持ち、海浜部の人間の生活を支えてきた松林ですが、管理をせずに放っておくと林内が荒れ、その機能を維持できなくなります。
そのため、定期的なお手入れ(松葉かきなど)が必要となります。
今回は、マツにからむツルの撤去や松の枯れ枝などの除去作業を行いました。

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ハルゼミや菌根菌などのキノコ類など松林ならでは生き物もおり、松林を守ることはその多様性も守ることができ、「SDGsの森の豊かさを守ろう」にもつながる活動であると感じています。

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JR九州エージェンシー株式会社 様の皆様、活動にご参加いただきありがとうございました!
次回は松林内の松葉かき作業にチャレンジする予定です。

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★「白砂青松ボランティア」参加者随時受付中♪
活動にご興味のある企業・団体は、管理センター市民交流係までご連絡ください。電話092-603-1111
詳しくはボランティア活動の紹介ページをご参照ください。(ページの一番下の方です)

https://uminaka-park.jp/guide/volunteer/